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30歳の今頃・北京で携帯盗られる・前編

30歳のいまごろ・・・記録をひもといてみたところ、
ちょうどその頃わたしは北京にいて・・・出張中だったようです。
ちょっとおもしろい寸劇があったので、記録してみます。

--- --- ---
北京で携帯盗られる[派出所で行われる飽きない寸劇]・前半

その日、北京についていつもの調子でフンフンフーン♪
とタクシー乗ってホテルの前におりたあと、
まさにそのホテル前で、

ヤラレタ

ほんの2秒間目を離した隙・・・ア〜イヨォォォ〜〜〜!!
慣れゆえの防犯意識の薄れがあったのだろう。

しかしその「土地に慣れている」ということは、とりもなおさず、その土地でのトラブルの
発生にに動じず迅速に対応できることにほかならないのだ、とも言えよう。
(何、言い切ってんだよ。どこからどう聞いても言い訳にしか聞こえないわ・・・と隣人の声。
わかっとる、ワイ!なんか理屈つけないとカッコつかないんジャ〜)

さて。携帯盗難か。
あの携帯は、まず戻らないだろう。
中国携帯は外身が再販できる(もちろん裏マーケットでだが)。だから盗難は流行。

そうすると、まずしなきゃならんのは、警察に届けだな。
さて・・・警察は、、、。

この場合、警察に報告して、携帯を取り返そうというのが本意ではない。
警察に言って報告書を書いて、「盗難証明書」をもらうのが目的だ。

なぜなら、この盗難証明書がないと、日本で入ってきた保険から携行品の
紛失保険がおりないからである。海外で病院にかかったら診断書が必要
なのと一緒だ。

さてさて、どうするか。
まずここの管轄の警察にいかねばなるまい。

ホテルに入ってまずチェックイン。そのままサービスに頼む。
「今このホテルの目の前で携帯を盗られたの。警察にいくから誰かについてきてほしいわ」

ホテルには担当の警察(公安)がいる。
まずはそこに電話。そのあと、近隣の警察署に向かうことになるんだろう。

どういう対応になるかな〜最悪の場合場所だけ聞いて、自分ひとりでいくか、と思って
いたのだが、思いのほか丁寧迅速な対応をしてもらた。

「わたしがついていきましょう。」
出てきたのは、おそらく私より2、3歳若いフロアマネージャーだった。
・・・しかも涼しげな美形(笑)。
なによりすばらしかったのは、彼がホテルの制服の中世欧州風コートを羽織っていたことだ。
わたしは、制服に弱いっ、とことんヨワイ・・・工場の作業服だって制服なら好きだ。。。

は、話がそれてしまった。

まずはみちすがら、彼に事の顛末を話す。
中国人(とくに北京のヒト)はわりとハッキリものを言うから、
「そりゃあんたの不注意だね。まったく近頃の北京ときたら物騒なんだから。」
くらい言われるだろうな、と思っていたら、

「それは災難でした。このホテルの前でほとんど毎日のように起こっているんです。
わたしたちも警察と連携して警備を強めているんですが・・・お客様が北京について
いきなりこんな目に遭ってしまったら、中国への印象が全て悪くならないかと心配です。」

まぁ、なんてことでしょう・・・!!!
サービスで、中国人からこんな自嘲的心遣いをされるなんてっ。信じられない〜〜〜〜。
数年前だったら、ありえないことだ・・・。
いやや〜ん、もっと以前のように地元の北京人らしく、
人懐っこい顔にぶっきらぼうな口調で、ハッキリ真実突いちゃってよ!

・・・とも思ったが、自分より若い紳士も悪くはない(笑)。ここは会話を楽しもう。

そうこうしているうちに、一番近隣の警察署についた。
わたしが事情を一通り話す。ひととおり話し終わったところで、担当官
鼻毛を抜きながら、「うち管轄じゃないから、管轄のとこ行って。」

うーん、きたね。これでなくっちゃね。

結局この警察派出所で管轄であるという1Km先の警察署を聞いて、再度そこへ向かう。

この警察署に到着してニヤリ。。。いいねぇ、この建屋。だいすきだよ。
おそらく40年は経っているであろう、四合院調の構造の建屋に警察署は入っていた。

中に入ると、カウンターの向こうに警察官3人。
そしてカウンター手前には一般ぴーぷるが我々も含めて7人いた。

「話をきいてもらいたいんですが」とカウンターにいくと、無言で後方を指差された。
振り返ると、そこにはよく銀行にある自動順番カード配布機のようなものが置かれている。
はぁ、これをとるんですか。
とりあえず、ボタンをおしてカードを取ってみる。

番号「2」。
・・・ほんとうに、みんな取ってんのかいっ!!
おもわず突っ込みたくなる気持ちを抑え、席につく。

そして、このあと派出所で繰り広げられた大爆笑の人間模様寸劇は次回ッ!!

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