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30歳の今頃・北京で携帯盗られる・後編

さて、前編のつづきをば・・・。
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北京で携帯盗られる・後編[派出所で行われる飽きない寸劇]

さてさて、前回の携帯盗られて警察に行った話の続き・・・。

番号札をとって待っているが、一向に順番が周ってくる気配はない・・・どころか、「番号札取って!」と言ったきり、事務所に引っ込んでしまって、受付に人すらでてこない。

なーにやってーんだーーー。

こちらはホテルのおにーちゃんについてきてもらっているのである。
しかも夕方から打ち合わせもある。
とにかくここでの手続きはあと1時間半以内に終えなければならない。

10分待ったがなにも起こらないので、これ以上は問答無用、と
わたしもドカドカと事務室へ入っていく。

「誰か話をきいて!わたし外国人なの、困っているの。」

惣菜をかっこんでいた警察官が、弁当箱から顔をあげる。
どうやら効果はあった様子。

「外国人か?」
「そうです、わたし外国人です。北京のホテルに着いたとたんに、盗難にあいました。
今わたしとても困っています、お願いします、助けてください。」

ようやく警察官の一人がカウンターにでてきてくれた。

(今の時期、警察も外国人にはけっこう優しい。[悪いことしたんじゃなければね・・・]
北京オリンピックにむけて、対外国人向け教育が始まっているのだ。。。)

(しかしここで私は日本人だ!を連呼すると逆効果になることも。
下手にまともに言葉を話せたりすると、とたんにYASUKUNIの話になる。
そういう流れじゃなくてもいきなり南京をフってくることもある。
そういうときはもう、ひたすらたどたどしく「日本の政治家の中では
てぃえんぢょんがましかな」と答えることにしている。=田中角栄然り、真紀子氏然りw)
しあおちゅえん(小泉)が、とでも言おうものならもう話は終わらない。
こんなところで鬼子扱いはもうたくさん。

政治の問題を思想コントロールされた国民・人民同士が議論しあっても、
低次元なディベートでしかない。そもそも相手の話など聴く気はないのだから。)

話がそれてしまった。

とにかく親切な警察官によって調書はようやく始まった。
最初は自分で書け、といわれたが、
「わたしガイコクジン、書く、ムズカシイ。」といって書いてもらった。
(大体わたしが書いていいものなんでしょうか!?)

約40分かけて、調書もようやく残り4分の1となったところ・・・

“ババーン!!”
警察の入り口を半分叩き割って(あまりの勢いで下半分のガラスが割れた)
女性が突進してきた!

・・・ちょっと状況がつかめない。

するとどうするかと思いきや、わたしの調書をとっていた警官に、
いきなりカウンター越しに飛び掛ってきた!
しかし、カウンターも1.2mくらいはある。そう簡単にとびこえられるものではない。
だが、その中年女性は強かった。
そのまま警官とクビ相撲の体勢になり、警官に平手を食らわした。
やったぁぁぁぁぁぁーーーーー

とたんにその女性はほかの警官に取り押さえられる。
すると、またドアがバターン!といって、こんどは若い女性が突っ込んできた。
こちらはさすがに飛び掛りはしなかったが、すごい剣幕で怒っている!

どうやら、話を聞いていると、親子で万引き犯と間違えられ
警察につれてこられたようなのである。
真偽のほどは定かではないが、その約30分後、、、
今度はその夫と見られる男性が入ってきて、数百元の札束を警官に渡していた。
なんなんだろう・・・よからぬ想像が頭の中でふくらむ。

騒ぎがようやく過ぎ去り、また調書に戻ってあともう少しというところ、

今度は5人組の中学生の女の子グループが入ってきた。
その内のひとりは大声をあげて泣いている。

また聞き耳をたてて、話をきいていると、どうやらその泣いている女の子が
携帯電話を盗まれたらしい。(どっかで聞いた話じゃないか!)
なんと2日前に買ってもらったばかりの新品だったとか。

そんなこんなで調書は一向に進まなかったが、
その後も携帯を盗まれたという人が次から次に入ってくるのだった。

結局調書があがったのが、打ち合わせの時間の5分前。
しかも、実は手続きはこれではおわらず、
夜、ここから3Km先の他の部署へ行って証明書をもらえ、という。

うーん、まぁこれくらいならいいほうか・・・。なんとか証明書だしてもらえそうなんだし・・・。
ちなみに最後に証明書を発行してもらいに行った場所は、
警察の中でも大きな代表機関で、対応してくれた人もかなり文化的、紳士的だったが、
最後にやはり「盗られるなんて不注意だねー」の一言がきた(笑)。

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